こんにちは。ぴろりです。
若手社会人の皆さん、
周りにはなぜか仕事のできる人と、
仕事ができない人っていませんか?
仕事ができる人を見ていると、
こんな風に悩んでしまいますよね。
自分もそうでした。
なので、いろいろ本を読んで勉強してみました。
今回は『生産性』という本を読んで、
納得する部分が多かったので、要点だけ紹介します。
こちらの本はマッキンゼーという
アメリカの大手コンサル会社での
生産性を高めるために行っている手法や
考え方が分かりやすく書いてあります。
自分に深く刺さった部分を
今回はまとめて紹介させて頂きます。
もくじ
仕事ができる人とは
仕事ができる人とは、少ない時間で大きな成果を出せる人のことを指します。
例えばある職場の上司がAさんBさんに資料作成を依頼したとします。
そこで資料を作るのにかかった時間が
Aさん:2時間
Bさん:4時間
※資料の出来栄え(成果)はAさんBさん同じとする。
だった場合、Aさんのほうが生産性が高い=仕事ができる といえます。
つまり『仕事ができる人=生産性が高い人』といえます。
仕事ができる人の3つの特徴
仕事ができる人の特徴は以下3つです。
①定型業務に時間をかけない
②やり直しが少ない
③無駄なことはやらない
以下で詳しく説明していきます。
特徴①定型業務に時間をかけない
1つ目の特徴は定型業務に時間をかけないことです。
仕事の時間は大きく2つに分けることができます。
1.定型業務に使う時間
2.本来の仕事のために使う時間
定型業務とは頭を使わずにできる作業のことです。
(僕は脊髄でできる仕事と呼んでいます)。
例えば、データ入力や議事録作成、研修報告書など、
別に考えなくても手を動かせばできる作業のことです。
これらの作業は付加価値が低く、時間をかけるべき仕事ではありません。
もはや仕事ではなく作業です。
しかし生産性の低い人はこのような定型業務に時間をとられ、
本来の仕事に使える時間が圧倒的に少ないです。
対して仕事のできる人は定型業務を効率化させ、時間をかけません。
そんな作業はやめたり、自動化するなりして、
意図的に本来の仕事のために使う時間を作り出します。
要するに本来の仕事のために使う時間が多い人が、
仕事ができるということです。
そうなるためには、まずは定型業務の効率化を行い、
時間の使い方を見直してみましょう。
②やり直しが少ない
2つ目の特徴としてやり直しが少ないのがあげられます。
例えば上司から資料作成を頼まれた場合に、
仕事のできる人は、取り掛かる前に最終イメージを意識します。
仕事のゴールを具体的にイメージし、
ざっくりとしたアウトラインができたところ(全体の2割ほどの完成度)で、
上司にフィードバックをもらいます。
その時点で資料の方向性に問題なければ、そのまま進めていけるし、
上司と資料の方向性について認識の違いがあったとしても、
早い段階で修正が効きます。
対して生産性の低い人は、
あまり考えずに1ページ目から凝った資料を作ります。
文字の色や大きさ、背景色なども時間をかけて作り続け、あるときこう思うのです。
あれ、この資料何を伝えたいんだっけ。
全体の9割ほどが完成した段階で、上司に確認をお願いすると、
全く資料の方向性が違うことに気づきます。
時間をかけて作ってしまったので、やり直しの負荷は相当大きいです。
このように最初にゴールを思い描き、
早い段階で方向性を確定させてから仕事に取り掛かることで、
やり直しが減ります。
ですので結果的に生産性が高い=仕事ができるに繋がります。
③無駄なことはやらない
3つ目の特徴として、無駄なことはやらない点があげられます。
仕事ができる人は作業の効率化が得意です。
普通の人は作業の効率化を考える際に、
『どうやったらこの作業を速くできるようになるか』
を考えるのに対し、仕事のできる人は
『そもそも、この作業は本当に必要か』
を考えます。
長い間会社にいると、
その仕事が当たり前になっていて、
実は惰性で行っていることも少なくありません。
そのような当たり前の作業に疑問を投げかけ、
作業自体をなくすことを考えられることが大切です。
生産性を上げる手段の中で最も効果が大きいのが、やめることです。
まずは目の前の仕事は本当に必要なのかを考えることが、
生産性向上の鍵になります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
仕事ができる人は才能ではなく、習慣の賜物です。
少しでも仕事ができるようになるために、自分も含め、まずは意識を変えるところから始めていきましょう。
もっと詳しく内容を知りたい方は、
こちらの本をお読みください。
生産性を高める具体的な考え方・習慣・行動が
分かりやすく書いてあります。